【設問:国民投票法案は必要か?】
今国会に提出されている国民投票法案。
改憲の手続きを簡略化するためと云われているこの法案。あなたは賛成ですか?反対ですか?
1.国民投票法案に賛成する
2.国民投票法案に反対する
3.現在提出されている法案には賛成だが、条件によって反対する
4.現在提出されている法案には反対だが、条件によって賛成する
5.どちらでもよい
「Under the Sun-EQT-」では「国民投票法案」についてのアンケートをおこないました。
投票期間は3月17日~4月1日までで、379名の方に投票をいただきました。
投票をしてくださった方々、ありがとうございました。
さてその結果ですが、以下のとおりです。
1.国民投票法案に賛成する 155票(40,9%)
2.国民投票法案に反対する 112票(29,55%)
3.現在提出されている法案には賛成だが、
条件によって反対する 31票(8,18%)
4.現在提出されている法案には反対だが、
条件によって賛成する 63票(16,62%)
5.どちらでもよい 4票(1,06%)
※ 白紙票 14票(3,69%)
国民投票法案に
「賛成」と答えた人が約4割、
「反対」と答えた人が約3割を占めています。
賛成する人が4割を占め、一見国民はこの法案の成立を望んでいるかのように見えますが、安易に捉えることはできません。
「現在提出されている国民投票法案には賛成するが、条件によっては反対する」と答えた人は、基本的に賛成であるが、今後の協議で決定する法案の内容次第によっては反対するという意味と思われます。
同時に
「現在提出されている国民投票法案には反対するが、条件によっては賛成する」と答えた人はその逆で、法案の内容によっては賛成するが、現状では反対していると考えられます。
もちろん条件によって賛成、または反対すると答えた人が、どのような形が望ましいと考えているかは、このアンケートからだけでは判断できませんが、これらの票を合算すると――
・賛成(現状) 155+31=
186票(49,07%)・反対(現状) 112+63=
175票(46,17%)――となり、賛成・反対はほぼ拮抗しており、国民がこの法案に対して圧倒的に賛成をしているか、もしくは反対をしているかとは断言できません。
また今回のアンケートはネットによるものですので、高齢者や非ネットユーザーの意見をくみ上げたものではないため、国民の総意に近いものであるかどうかは判断できません。
以前おこなわれた新聞社のアンケートでは、70%近い国民が
「国民投票法案は必要」と答えたとの報道もありましたが、今回のアンケートはずいぶんかけ離れた結果になっています。
また
コチラでおこなわれた街頭シール投票では、その時点で国会に提出されている法案の内容を示してから投票してもらい、およそ70%の人が
「反対」と答えたとの結果が出ています。
さて、アンケートによって結果に差が生じたコトについては、それぞれで判断してもらいたいので、ココでは言及しません。
しかし、いくつかのアンケートの結果を透して、多くの国民がこの法案の内容について、充分に把握していないのではないかという疑問がうかんできます。
賛意を表している人ですら「現在提出されている法案の中身は、よく知らない」とコメントしているぐらいです。
憲法さえもを変えるコトができる重要な手続きについて、主権者であるはずの国民が、一体どれぐらいきちんと把握しているでしょうか?
またそのコトを、メディアもすすんで伝えようとはしていません。
「国民投票法案」とは、今、私たち国民に、本当に必要なモノなのでしょうか?
賛成するにせよ、反対するにせよ、国民の意見をないがしろにした、将来に禍根をのこすような軽はずみな判断は、慎まなければならないのではないでしょうか?
文責:「逍遥録−衒学城奇譚−」発掘屋